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「心の声を聴いてみよう」(保護者向け講座)

更新日:2021年8月23日


豪州政府公認心理士の桜井多恵子先生をお迎えして、保護者向けオンライン講座を開催しました。


初の保護者向け講座だったのですが、たくさんの皆さんに参加していただくことができました。アカデミーFB専用グループに配信したライブも多くの方が視聴してくださり、度重なるロックダウンやコロナで不安やストレスが続くなか、心の健康を整えることへの関心度の高さや重要性を強く感じました。


講座の始まりは、ロックダウンやコロナの不安がある毎日で、子どもたちがストレスを抱えていないか気づいてあげることのできるようにストレスのサインの見つけ方、対処法など教えていただきました。


そして子どものストレスに対処するには、保護者の私たち自身もストレスフリーの余裕のある心でいなければなりません。


私たちの心のセルフケアそして子育てのコツ。多恵子先生はずばり『子育てはゴールを目指さない。子どもの心と触れ合い、プロセスを楽しむこと』とおっしゃいました。


じゃあ子どもの心と触れ合い、心の声を聴くにはどうしたらいいの?


大人だって自分の心の中にある感情や考えを言葉にして周りの人にわかってもらうことが難しい時がありますよね。言葉や思考が大人に較べてまだ未熟な子どもは、なおさら自分の心の声を言葉にすることに慣れていません。


ですから大人である私たち保護者が、子どもの心の中にあるモヤモヤを言葉にするお手伝いをしてあげる必要があります。


多恵子先生が教えてくださった『心のお天気』というツールで、参加した皆さんと、まずは自分のいまの気持ちを認識し、言葉にしていきます。

ロックダウンでどんよりしている私は、やはり『曇り空』というお天気が頭にうかびました。


多恵子先生の質問は続きます。『曇り空といっても、どんな雲なのかな?どんな色なんだろう?もうすぐ晴れそうな感じ?いまにも雨がふりそうな感じ?この曇り空がどうなってくれると嬉しいかな?晴れたほうがいいのなら、どうやったら晴れにすることができるかな?』


こうして心の声を聴いてもらうことで、自分の話をきいてもらえた。気持ちをわかってもらえた。という安心感がうまれます。

いつも家族のなかでは聴き役になりがちな私も、今日は多恵子先生にたくさん話をきいてもらえ嬉しくて幸せな気持ちになりました。本当にありがとうございました。


さあ、この心のお天気ツール、忙しい毎日のなかで子どもと過ごすときに、実際にうまく使うことができるでしょうか。 まだまだ練習が必要な気もしますが、これから少しづつ実践できるよう心がけていきたいと思います。


【朗報です】 多恵子先生講座第2弾として、親子での『心のお天気』ワークショップも予定しております。 アカデミーメンバーの方は、第1弾の授業もアーカイブで視聴できるようにしてありますので、ぜひご覧になったうえで第2弾の実践編にもご参加くださいね。お待ちしております。


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